幼児教育 日本の風習を教える 真の国際人の心得

ご近所に引っ越してきた若いご夫婦がいます。

引っ越してきたばかりの時は
生まれたばかりの赤ちゃんがいましたが
なんと・・・ もう歩いていました。
びっくり!!

ご近所のママは偉い!


このご近所のママの偉いところは
色々な体験をさせてあげようとしているところです。

それは何か遠くのテーマパークに1年に2回連れて行くとか
そんなイベントではなく

日々の生活の中で
きめ細かく色々なものに触れさせようとしている事です。

私も散歩は欠かした事がなかったです。

でも、こんな事できるの専業主婦のママだけでしょ?って
思っている方もいると思います。

しかし、工夫次第でいくらでもできると思うのです。

私は夜の散歩でした


私が子どもの頃は
母親が日中、忙しくって祖母と一緒に過ごす事が多かったです。

しかし、思い出してみると
よく夏の夜には
夕飯を食べ終えて、片付けをした後に
「夜の散歩に行きましょう。」
誘われていました。

ゆっくり、散歩しながら色々な事を話した思い出があります。

特に悩みを相談するような事はなかったと思うのですが
ダラダラと夕涼みをかねて星空の下のお散歩は楽しかったです。
とてもワクワクしたのを思い出します。

確かに当時と現代では
環境も違いますが・・・
母は忙しいながらもちゃんと
子育てに向き合っていたのだと思うのです。

ですから、働いているお母様も
貴重なお休みの日でゆっくりしたいとは思うのですが
就学前までは子ども優先で動けたらいいですね。

雨の日の散歩はワクワクする


先日、その近所のお子さんが
雨の日にレインコート、長靴、傘と重装備で
お散歩しているのを見かけました。

まだ1歳半くらいなので
歩行にヨチヨチ感が残っています。

普段、着慣れないレインコート、長靴、傘でお出かけしなければいけません。
これは子どもだけでなく
付き合うお母様も本当に大変です。

でも、雨の日にお散歩をする、させてあげる事の
大切さをこのお母様はわかっているのです。

本当に素晴らしいと思います。

子どもは疲れません。疲れるのはお母様


こんな小さい子にレインコート、歩きにくい長靴を履かせて
おまけに傘をさして・・・
かわいそう!!
こんな風に思う方の考え方は間違っています。

私もよく義母に
「あらあら・・・かわいそうね。」と言われたものです。

子どもというのは疲れをしりません。
もう、普段の散歩と違うだけで
ワクワクが止まらないのです。

そして、疲れたらガーッと眠るので、大丈夫なのです。

私はエネルギーがなくなると力が出なくなる
アンパンマンやウルトラマンに似ていると思っています。

ですから、いくらでも同じ事をせがみます。
疲れるのは大人だけなのです。

それよりも
雨の中をお散歩できる事の好奇心の方が大きいのです。

危険でない範囲で
子どもに色々な経験をさせてあげる事は
勿論、経験値が上がるのもそうですが

それよりもなんだかよくわからないけれど・・・
新しい事をさせてもらえるワクワク感の方が大きいのです。

ですから
これはダメ、あれはダメと決めつけず
色々やらせてあげる事が一番だと思います。

『常識』を教えるのが一番手間です

小学校受験で『常識』というカテゴリーがあります。
これは生活全般の事を広範囲に出題されるのですが

現代の子どもたちがもっともイメージができなく
定着しないものです。

問題も簡単なものから超難問もあって
私も問題を見て・・・
「ああ、この事はまだ教えていなかったな。体験させなかったな。」と
反省する時もありました。

例えば
雨の日はお出かけしない。
車だけでお出かけする。
傘もレインコートの実際に使った事がない。

このようなお子様は受験の時にペーパーを暗記するだけになります。

例え、この問題が解けたとしても
小学校はそのようなペーパーで暗記して知識を蓄えた子が欲しいのではないのです。

小学校は
どれだけ親御さんが手間を掛けて子どもを育てているかをみたいのです。
そして、そのような子どもがほしいのです。

ですから
ご近所のママがやっている事は花マルなのです。

1歳からこのような経験をさせてあげる事は
本当に大変です。

でも、しっかりとお子さんが身をもって学んでいると思うので
本当に上手に子育てをしている思います。

なぜ『常識』問題は定着しない?


さて、受験の問題について少し書きましたが
この『常識』問題と言うのは、子どもに定着しません。

定着しない理由としては
出題される日本の風物詩が

現代においては季節感がなくなっている事にあります。
例えば、野菜、果物は一年中手に入ります。

ですから、この野菜は夏の野菜だとか秋の果物だとかを
しっかり、教えておかないとわからないのです。

また
ハローウィン
クリスマス
バレンタインデー
は派手にお祝いするのに・・・

日本の伝統行事は年末年始くらいしかやらない
年末年始は海外で過ごすので
そもそもお正月も祝わない家庭もあります。

この季節感を教えるのが難しいのです。

ですから、根気よく教える必要がありますし
しっかりと年間イベントとして
子どもと遊びながら楽しみながら教える必要があるのです。

この『常識』問題で
日本の風物詩のような問題は
難関校であればあるほど、出題される可能性が高いです。

これはそもそも若い親御さんもちゃんと知らない方も多いかもしれません。

真の国際人を目指す


よく私の英語の先生に聞く話ですが

例えば
海外でのカンファレンスでプレゼンをする場合
日本人はこのプレゼンの問答集はしっかり頭に入れていくので
なんとか無事に終わらせる事ができるのですが

その後のパーティになると
壁の花になって日本人同士つるむ事が多いそうです。

会話も弾まないし、
聞かれた事にイエスかノーしか答えないし
自分の意見もあるのか、ないのかわからないそうです。

聞き取れなかった事もわかったふりをするそうで・・・

外国人講師に聞いた事がありますが
この知ったかぶりの相槌は
すぐわかるそうです。

日本の神秘的な文化や風習には
興味がある外国人は多く
日本の事や風習を英語で語れる人になるのは
将来的にもすごい強みになると思います。

ですから
真の国際人にしたいのならば
乳幼児からの英語も勿論大切ですが

日本の事をしっかり教えておく事も大切です。

本日は
ご近所のお子さんの雨の散歩の話から
真の国際人にするまで

かなり話が飛躍しましたが・・・

要するに日本の素晴らしい風習は
外国人も羨むほどです。

プライドを持って
しっかり日本の事を楽しく話せる人になってほしいですよね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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