幼児にかける 人生が変わる魔法の言葉

昨日は心理学の勉強会でした。

心理学って
人生経験が豊富な方が
学んだ事が心のにズッシリ入ってくると思います。  

様々な経験したからこそ
頭にす〜っと入ってくる事や
納得する事が多いんです。

ですから、経験が浅く、まだ何も自分で
実際に経験していない場合は
ただの学問で終わってしまうわけです。

子どもの勉強・大人の勉強


勉強には二つあって

一つは
大人になるための頭を使う訓練をする
子どもの勉強と

もう一つは
たくさんの経験をもとに、より深めていく
大人の勉強があると思います。

まさに心理学は後者で
経験豊かな方が理解・納得できる事が多いのです。

ですから不思議な事ですが
若い頃より今が一番理解力がある様な気がしています。

大人になってからの勉強も大切ですね。

今日はちょっと心理学的な本の紹介で
これを読めば
人間関係における
コミュニケーション能力のヒントがもらえます。

『人生が変わる魔法の言葉』


今日、紹介する本は

『人生が変わる魔法の言葉』

魔法の言葉ってなんでしょう?
これをうまく使える様になると

  • 子どもがやる気を出す
  • コミュニケーションも円滑に行える
  • 仕事もバッチリ
  • 自分も気に病まなくなる

この様に
様々な人間関係が改善に向わせる事ができます。

言葉がけをちょっと変えるだけで
相手とのコミュニケーションは
格段によくなります。

外的コントロールの言葉

この
『人生が変わる魔法の言葉』は

外的コントロールの言葉を使わずに
選択理論の言葉を使う事が
相手のやる気やモチベーションをあげるとしています。

外的コントロールは
おおよそ、ネガティブワードを言って
強制的に従わせようとしたりする言葉です。

『頑張れ!』
『やればできるよ』の
一見良さげな言葉も
実は外的コントロールをする言葉なので
多用はNGなのです。

これを子どもに多用すると
いわゆるご褒美をもらわないと
動かない子どもになってしまいます。

またはご褒美をもらう事を条件に
交渉を始める様になります。

例えば
100点取ったらゲーム機を買ってもらうとか

良い子でいたらディズニーランドに連れて行ってもらうとか

これらは『報酬による罰』と言われています。

ご褒美を多用するのはよくないのです。

子どもを泣き止ませるのに口にお菓子を入れたり
ゲームをさせるのも
『報酬による罰』にあたります。

魔法の言葉の別名は?


魔法の言葉を心理学的に
『選択理論』と言います。

簡単に言うと
相手に発する言葉に
選択肢を与える事なのです。

例えば

ちょっとした事で泣き止まない子に対して

『我慢しなさい。』
『こんな事で泣いているのはおかしいよ!』

とか言ってしまう言葉を

『わぁ!これは痛いね。
ママだったらもっと泣いちゃうよ。』

とか言い換えます。

泣きわめく駄々っ子に

『いつまで泣いているの?』
『静かにしなさい。』
『もう知らないからね。』

この言葉もよくスーパーで見かけます。

『泣きたいね。こっちにおいで
ここだったらいくらでも泣いていいよ。』

と言い変えます。

ポイントは
強制するのではなく
選択させる余地がある言葉をかける事です。

自分で物事を選択させる様な言葉をかけると
自分で選択して行動をするわけなので
小さい子どもでも腹落ちしてくるのです。

これは一回でうまくいくわけもなく
理想と現実にイライラする事も多いかもしれません。

例であげた
スーパーの駄々っ子にかける言葉だって
1回や2回でできる様になるとは思えません。

きっと、最初のうちは『魔法の言葉』を使っても
泣き止まない子は泣き止みません。

ポイントは
親が根気よく続ける事だと思うのです、

何度も『魔法の言葉』を言い続けて
体得させる、
子どもの思考に自分で選択する行動を
身につけさせる事が目的です。

最後に・・


『人生が変わる魔法の言葉』

この本は絵本の様な可愛い本です。
さらっと読めてしまいます。

小さい子どもにかける魔法の言葉だけでなく
思春期の子どもにかける言葉
夫婦間でかける言葉

様々な人間関係に有効な
魔法の言葉が書かれています。

自分が子どもにかけた言葉が
本当に子どもに対する『魔法の言葉』なのか?

何気なく叱った言葉を
『魔法の言葉』に変換したらどうなるのか?

とても面白く読める心理学の本です。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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