幼児教育 兄弟姉妹で学力に差が出てきたらどうする?

兄弟姉妹で子育てをしていると、学力や能力に差が出てくることがあります。
先日、読んだ子育ての質問で
『下の子が上の子を追い抜かしました。どのように対処したらいいでしょうか?』

この答えが
『親が思うほど、子ども同士は気にしていません。』という事でした。

うーん!そうなんですかね?
個々のケースがありますし、たった一言では中々、お母様の悩みは解決されないと思います。

今日はそんな兄弟姉妹を育てているお母様に私の考えを書いてみたいと思います。

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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても
彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行ってきた幼児教育(特に3歳まで)をまとめています。

プライドを傷付けないように・・・

特に学力で下の子が上の子を超えてしまった場合、上の子のプライドは傷つきます。

自分たちの事を思い浮かべてもらってもわかりますが
例えば小学校1年生の時、2年生は相当先輩に思えませんでしたか?
また、自分が2年生になった時に新入生が入学してきた時も
なんかお姉さんになったような気分になりませんでしたか?

要するに上の子はこの上下関係が逆転したような感覚を覚えるのです。
それは親や周りが無意識に比べているからなんです。

私たち親は子ども達を年齢で無意識に上の子と下の子に先輩後輩区別をつけています。
そんなことはない!私は子ども達を平等に育てていると思っている方でも
実は完璧に平等にはしていないんです。

このような言葉を言ったことないですか?

「お兄ちゃんは偉いね。」
「お兄ちゃんなんだから・・・」
「お兄ちゃんにやってもらいなさい。」
「弟なのに偉いね。」
「妹ができるのに・・・」
「ほら、◯◯ちゃんはちゃんとしているよ。」

これ、全部子どもを上の子か下の子あるいは友だちと比較しているんです。

大人だったら、別にどうでもいい言葉かもしれませんが・・・
これが五感の発達途中にある子どもたちは非常に敏感に感じ取るんです。

大人の他人と比較する言葉で
赤ちゃん返りをしたり、指しゃぶり、爪噛みなどが出てくる事があります。

これを『親が思うほど、子ども同士は気にしていません。』で解決はできないと思います。

上の子をみて育つから下の子は要領がいい


特に幼児教育をご家庭で行なっている場合に
同じような働きかけを年齢の違う兄弟2人または3人に同時にやっている場合は
年齢が近いと下の子が逆転することがよくあります。

よく考えてみてください。
子どもの能力の吸収力は大人の想像を超えます。

同じ働きかけを違う年齢の子どもにした場合でも、しっかりと吸収しているのです。
例えば、上の子用の働きかけを下の子もそばで聞いている、見ている場合は
下の子も少なからず吸収しているのです。

下の子は見ていないようで、じっとお母様が上の子に行っていた働きかけを見ていて
しっかり脳裏に焼き付けています。
上の子がうまくできない事を無意識に覚えていて、それを回避したりするんです。
幼児は私たちが想像できないくらいの能力があるんです。

よく言われる『下の子の方が要領がいい。』と言われるのは
上の子よりも働きかけのシャワーを早い段階でたくさん浴びている可能性があるからなんです。
ですから、稀に、特に年齢が近い兄弟に、このような逆転が生まれると思っています。

人間なんだから平等にするのは難しい

平等という言葉は人間関係を築く上でとても重要で大切な言葉だと思います。
しかし、これが中々できないのが人間です。

私たちも毎日誰かを比べているのです。
例えば、レストランの店員、教室のクラスメイト、学校の先生、友人・・・
必ず比べているんです。

ですから、自分の子どもたちにも平等と言いながら無意識で子ども同士を比較をしているのです。

お母様は無意識に一番上の子に目が行きます。
そして、下の子が体が弱い、落ち着きがないなどの心配事があると下の子に目が行きます。
これは当たり前のことで皆さんが同じ行動を取っています。

上の子<下の子になった時の対処法

ポイントは立場の弱い方からフォローする。

下の子が上の子の成績を超えた場合下の子>上の子の関係になるかと思います。
そのような場合は
まず最初に立場の弱い方からフォローしていきます。
この場合は上の子です。

出来る事、できた事、いつもやっている事、得意な事を褒めてあげます。

その後、下の子が一人の時に褒めます。
その時に上の子の感謝や存在を認めるような言葉を言えたらいいですね。
「いつも兄弟仲良く、お兄ちゃんと頑張って偉いね。」
「お兄ちゃんもすごく嬉しいと思う。きっとニコニコしてくれるね。」

チームプレーで協力することを学ばせる

兄弟で協力して何かを達成するような事を促します。

上の子と下の子でゲームをさせる
相撲を取らせる
かけっこ等
両者を競わせて勝ち負けを決めるようなゲームをするのではなく

例えば
お相撲だったら・・・
お父様VS上の子+下の子
キャンプの準備
ペットのお世話
何でもいいです。兄弟で何か1つの事を助け合い、協力してやらせる事です。

実は無意識に子どもを比べている


満遍なく平等に育てるなんて当たり前です。
人に言われなくてもわかっているはずです。
しかし、実際は無意識に言葉の端々に色々と子どもを比べている言葉を使っているのです。

「お兄ちゃんなんだから・・・」
「ほら、お兄ちゃんを見なさい。」
「妹ができるのに・・・・」
「あなたはお利口ね。」

特に上の子にいつも責任を持つようにと言うのはよくないです。
「お兄ちゃんなんだから・・・・」この後に「しっかりしなさい。」と言葉が入ると思います。
ましてや「お兄ちゃんなんだから頑張りなさい。」これはもう私的にはNGワードです。

結局、年齢が解決しますが、心のケアは慎重に・・・

例え、下の子が上の子を追い越すケースがあったとしても
それは年齢とともに解決してきます。

年齢が違ってくると幼稚園の友達ができて、小学校の友達ができて
子供達にそれぞれのコミュニティが出来上がってきます。

ですから、あまり神経質にならなくても良いとは思いますが
口では平等と言っておきながら、態度がそうでなかったら子どもを傷付けていると思ってください。

我が家の場合


我が家の場合は
学習面では上の子が圧倒的に先に進み
同じ働きかけをしたのにも関わらず、下の子はあまりパッとしなかったです。

反対にスポーツは下の子が抜群によくって、上の子は中の中程度でした。

2人の性格が全く違っていましたので、個性と考えて接してきたつもりですが
なぜか、スポーツは割り切れるんですが・・・
学習面では
「何で同じことをしていて、同じ機会を与えているのにこれだけ差があるのだろう?」と納得は行きませんでした。

実はこの差は高校生まで続くのです。

上の子は勉強をそれほどしている素振りが見えなかったのに成績は良かったです。
そして割とあっさり医学部に合格しました。

下の子はずっと成績は底辺のあたりをウロウロしていました。
高2の三者面談で「実は医学部に行きたいです。」って本人が言った時には
先生も私も「はぁ?????」って開いた口が塞がりませんでした。

誰に聞いても現役はムリ!3浪して◯◯大学の医学部行けるかどうかだな。と
進路指導の先生にも言われる始末。

それでも希望の大学に現役で合格しました。

子どもの能力っていつどのように結果を出すかわからないです。
色々な教育方針があるでしょうが、親御さんの考えがブレなければ必ず良い結果がやってくると思います。
そして信じて見守ることも大切だと思います。

経験から遅咲きの子って本当にいます。信じてじっと待っていてあげてくださいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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