世の中には色々な教育方法があります。
特に小学校に入学する前までの
幼児教育というのは人間形成の過程で
大変重要な部分を担っていることは
どの書籍を見ても一致しているところです。
世の中には非常にユニークな教育方法があり
このどの教育方法も一様に0-7歳の時期を重要な位置付けをしています。
就学前までは
親御さんは自分たちの考え方にあった教育方法を選ぶ事ができます。
それが身近なところで言うと幼稚園選びですね。
今日はこれだけたくさんの幼児教育方法をある中で
あることに気づきましたのでシェアしたいと思います。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。
Contents
まずは本のご紹介から
先日からモンテッソーリ教育とかシュタイナー教育などの
内容や私の見解を書いてきました。
本をご紹介しますね。
『才能あふれる子の育て方』
私は先日、
モンテッソーリ教育やシュタイナー教育について書いてきました。
モンテッソーリ教育やシュタイナー教育はとても有名で
お母様でしたら1度は聞いた事がある
またはそれらの教育方法を実践している幼稚園に通わせているかもしれませんね。
今回は紹介した『才能あふれる子の育て方』は、
色々な教育方法がざっくりわかる本なので
お子さんをどのような方針で教育していこうか
迷っているお母様は参考になるのではないかと思います。
『才能あふれる子の育て方』
この本は非常に正直な事を書いています。
実際に取材を申し込み、子どもたちの様子などのレポートもしっかりしていて
非常に興味深く読めました。
この現場レポートも本当のことを書いていて
例えば、「先生が子どもの喧嘩に介入した」とか
小学校受験組の幼児の生気が全く見られないとか
現場で「あれ?」「え?」と思ったところも包み隠さず
しっかり書かれているのには
現実味があり好感が持てました。
どんなに高い志を持って教育に当たっていても
実際、子どもたちにその教育方法を定着させ
指導をして行くことは難しいです。
ですから、この本を読むと
筆者を通じて現場の雰囲気がよくわかりました。
そして、このような教育方法を実践している幼稚園は
教育方針も重要ではありますが、
そこで指導をする先生たちの力量も問われると感じました。
《世界7大教育法》とは?
知らない教育法もあります。
共通認識は0−7歳までの就学前の子育てがどれほど重要かを説いています。
《世界7大教育法》
●モンテッソーリ教育(イタリア)
●シュタイナー教育(ドイツ)
●レッジョ・エミリア教育(イタリア)
●ドルトンプラン教育(アメリカ)
●サドベリー教育(アメリカ)
●フレネ教育(フランス)
●イエナプラン教育(ドイツ)
首都圏が中心になりますが
これらの教育方法を実践している幼稚園もあります。
選んだ教育法を家庭でも実践できますか?
たくさんの教育方法がありますが
結局、これらの幼児教育に賛同はするけれど
どれだけ家庭教育に浸透させることができるかだと思うのです。
なぜ、そのように思ったのかと言うと
例えば《世界7大教育法》を実践している幼稚園にお子さんを入園させたとします。
そして、お子さんは小学校受験を予定しているとします。
幼稚園では人間形成を目的としていますので
のびのびと自由に育てて五感を育む教育に力を入れていますから
勉強のような働きかけは極力しません。
しかし、どうでしょうか?
一旦、お家に帰ってきたら
子どもに文字や数字やABCソングを教えていませんか?
受験塾で幼稚園の教育方針とは
全く違う事を子どもに強いていませんか?
読み聞かせをしている時に
1日でも早く自分で本を読んで欲しいと思いませんか?
家庭の電灯には布を被せて、テレビ、PCは排除していますか?
持ち物は全て本物で自然なものを使っていますか?
文字を教えない事は心配ではないですか?
幼稚園からは
小学校に入ってから読み書きを教えても
学力はすぐ追いつくと言うところもありますが
本当に信じていますか?
子どもたちはいづれ、幼稚園を卒業して小学校に入学し
日本の教育システムに準じる事になります。
しっかりと時間割があり
宿題が出て、規律を守る生活をしていきます。
これが現実なんです。
私は日本の子供たちに7歳まで文字を教えないで
小学校に入学させる親は一体何%いるのだろう?と疑問に思うのです。
そうなると
幼稚園は幼稚園
家庭は家庭で別の教育方針を打ち出していかないと
親御さんも心配ですよね。
想像力を育む、レッジョ・エミリア教育
私がちょっと羨ましいな。
いいなと思った教育方法は
レッジョ・エミリア教育(イタリア) でした。
特に芸術家にするために教育しているつもりもないようですが
結果、この教育を受けた子どもたちの創造性は豊かで
大人が考えつかないような作品を作成するのです。
このような作品を目の当たりにすると
人間の能力を引き出す、土台を作る子育ては
本当に崇高なものに思えるのです。
日本人は本来何でも屋
日本人は何かのいいとこ取りするのが得意だと思うのです。
ハローウィンを祝って
クリスマスを祝って
そしてお正月、お盆も楽しめる
最近ではイースターまで仲間入りしそうな予感もします。
そしてこれらの行事がどうして行われるか
よく説明できない割に
家庭でお祝いができる民族だと思うのです。
このような事は
他の国では考えられませんが
日本人はできるんですね。
私たちは柔軟性を持ち合わせているのだと思います。
ですから、他国からやってきた教育方法のいいとこ取りもできるのです。
重要なのは方法ではなく、どのように子育てしたいか
《世界7大教育法》の中には
かなり現実離れしている教育方法もあります。
しかし、どの教育方法も幼児期の教育が
最も重要であると言っています。
しかし、子どもたちは小学校から
日本の教育システムに乗っかる必要があります。
幼児教育期間は
その後に続く教育システムにも
対応できるような人材にしていかなければいけないと思います。
ですから、あまり1つの教育方法にフォーカスしてしまい
幼稚園でも家庭でも徹底的にするようなことになれば
ある意味リスキーであると思いますし、
もしかしたらすごい効果が現れるかもしれません。
また、その反対もあり
幼稚園にいる間は実際の家庭とは違う体験を提供して欲しいと
入園させる事もありますね。
当然、教育法も徹底していないので
幼稚園が言っている効果、
本に書かれている効果は見込めないと思います。
ここは十分に考えておかないといけないと思います。
色々な事を踏まえて
ご家庭でどのように子育てをしていくのかを
考えるきっかけになる本だと思います。
私は結局は家庭教育が一番重要という考えに行き着きました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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