幼児教育 子育ての質問をする時に注意する事

時々、お母さんたちの質問で

『夫も私も特別な才能がないので
この子の才能を開花させると言われても
本当に才能が開花するのでしょうか?』  

なんて、質問を受けます。

NGです。できない言い訳の質問


この類の質問は
あらゆる場所で
年齢関係なく聞く言葉ですが・・・

どうも、才能は生まれた時に
決まっているんじゃないかと
思っている人が多すぎると思います。

そんな事言ったら

私なんか才能ない人の塊みたいなもんです。

できない事を
あげ出したらキリがありません。
総じて中途半端な人間です。


しかし、質問する内容
『才能がないかもしれない。』って
心配するところがピントがずれていませんか?

この質問って
『できない理由を述べている』だけなのがわかりますか?

何もしないうちから
保険をかけるように
できない理由を述べているって事です。

例えば

・あんまり運動した事がないからできるかわからない。

・忙しくってあんまり勉強できなかった。

・うっかり、寝てしまったからテストの点数は期待できない。

・経験が浅いので失敗するかもしれない。


これ、全部!!!!やる前から言い訳をして
できなかった時の
『言い訳』の保険をかけているのです。

子どもの才能を勝手に決めつけない


先ほどの質問に戻りますが

『自分と夫が才能がない。』

って誰が決めたんですか?
勝手にご自分で決めています。

だから
『この子の才能が開花しないかもしれない。』
とまだ、何もしていない段階の話をしています。

開花するもしないも
やってみないとわからないです。

開花させるのは子どもですから・・・

相談の内容、ここが間違っている


すごく多い相談で
まだ、全くやっていない事を
相談する方がとても多いのです。

何かやってから
実際、こうなりました。
だから、どうしたらいいでしょうか?

なら、まだアドバイスもできますが・・・

何もやっていないのに

もし、これをやったらどうなりますか?
これをやってみようと思いますが、大丈夫でしょうか?

失敗をしたくない気持ちもわかります。
ですから、やる前に意見を聞きたいのでしょう。

でも、これでは的確なアドバイスができません。

アドバイスするならば
『とにかく、やってみて結果を教えてください。』
とか

似たようなケースや
経験をお話しするくらいになります。

対象者である子どものタイプが違いますし
家庭環境も違うので
的確なアドバイスにならない可能性もあります。

誰かの経験は
あなたの子どものアドバイスにはならないのです。

何度も言っていますが
子育てに失敗はつきものです。

マニュアル通りにいかない事も多いです。
育児書通りにも勿論いきません。

何か行動を起こさないと
何も始まらないし
子どもの才能を開花させる事なんてできないんです。

2つの才能『先天的才能』


才能というのは2種類あります。

『先天的才能』
『後天的才能』

これは生まれ持った性格も影響してきます。
また、生活環境にもよります。

生まれた時から
家族全員が音楽を仕事や趣味にしている場合
当然、お家にはいつも音楽が流れている環境があります。
自然と音楽に興味を持ちやすくなるのは当然ですし

生まれながらに
音楽的センスも身についている場合もあります。

そのような環境にない子どもと
ヨーイドンで
ピアノを始めたとしても
音楽に接している時間が圧倒的に違います。

才能を開花させたいのであれば
音楽がある生活が当たり前でなければいけないのです。

間違っても
環境は整っていないのに
子どもにだけ
ピアノの練習を何時間もさせるとか
叱りつけてやらせるとかはダメです。

環境を変えるだけで子どものやる気は変化してきます。


同じように運動能力
これこそ遺伝子レベルで関係してくるでしょう。

そう考えると
生年月日や生まれ持った性格で
ある程度の才能が決まってくる可能性もあります。

2つの才能『後天的才能』


勿論、『先天的才能』で決まる部分もあるかもしれませんが

それだけで人間の才能が決まるとは思えないのです。


私はとても大切なのは
『後天的才能』これを伸ばす事だと思うのです。

これはまさに良い環境に子どもを置く事です。

先ほどの音楽に関連して

私の知り合いには
音大に通っているお子さんを持っているお母さんたちがいますが

お母さんはどうかというと
たしなむ程度にピアノはできるが
人に披露はできない方や

全く音楽には縁がなかったが、
ミュージカルがめっちゃ好き!みたいな方がいます。

お母さんたちに共通している事は
ミュージカルの大ファンで
娘さんを連れて、いつも観劇していたとか
好きなミュージカル俳優のDVDはいつも家にあるとか

思うに
お母さんが楽しんでいる姿や
お母さんの趣味に付き合っているうちに
音楽に目覚めたタイプの子たちが多いのです。

ですから、
彼らは小さい頃から
音楽漬けにされてきたわけではなく

部活はスポーツ部だったり
色々な事にチャレンジしてきて
最後に選んだ道が音楽だったという事なのです。

様々な選択肢があって
その中から
新たな才能に目覚めた子どもの後押しをする。

これが『後天的才能』を開花させるコツでもあります。

どちらかというと
こちらの才能を伸ばして
成功した人の方が多いと思うのです。

才能は育ててあげるもの


子どもの才能を伸ばすとは
子どもの能力を信じて
フォローしてあげる事です。

自分に才能がないとか
遺伝的にどうだとか
そんな括りで
子どもの将来を決定してはいけませんし
そんな思考が子どもの才能を開花させない原因になります。

今日から

才能がない!
遺伝だから仕方ない!

禁句です。

そして、どんなことでもチャレンジしてみる。

できなかったら、次に行く・・・
あなたが
なんでも楽しむ姿を子どもに見せてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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