幼児教育 モンテッソーリ教育 幼児期0-6歳の過ごし方

以前、書かせていただいた
モンテッソーリ教育について
私は発達の4段階の 幼児期0-6歳の過ごし方が一番重要だと思っています。

今日は幼児期0-6歳の家庭でできる過ごし方を
モンテッソーリ教育の考え方を踏まえて
どのように家庭教育に取り入れるべきかを
私なりに提案したいと思います。

モンテッソーリ教育についてに記事についても確認してみてください。

幼児教育 モンテッソーリ教育を子育てに活用する方法

叱らない教育の本来の考え方


モンテッソーリ教育は子どもを自由に育てるイメージがありますが
この本来の考え方は
子どもを甘やかすという意味ではないです。

子どもの『欠点』や『困った状態』を矯正するのではなく
発達の4段階で安定をさせる方法なのです。

ステップとしては

①出会ったことに自由に取り組む
②やり始めたことを続けて取り組む
③取り組みに全力で傾ける
④『できた』という気持ちで自分からやめる

さて、このステップをティッシュの箱を例に当てはめてみます。

①ティッシュの箱が気になる、ティッシュを全部箱から出したい!
②ティッシュを箱からひたすら出し続ける
③ティッシュを出す、ティッシュを出す・・・好きなだけ出す
④全部出し切った!!満足!もうやめよう!

こういうことなんです。

モンテッソーリ教育の基本


モンテッソーリ教育の基本は
気が済むまでやり続けることで
その興味に対して達成感が得られます。

子どもは興味があるものに達成感が得られると
また次の興味が現れて
同じ様にやり続ける事をします。

この達成感が子どもの成長を助けるという考えです。

ティッシュ出しはお母様にしたら
本当にやめてほしい事ですが
ここをじっと叱らず見つめる事で
最終的には自分で満足して勝手にやめるのです。

ですから
普通のお母様は
お子さんがティッシュを箱からシュッシュッと出し始めたら
「やめなさい!」
「ダメ!」
とやめさせたくなります。
多分、ティッシュの箱を取り上げて
手の届かない所に置くでしょう。

モンテッソーリ教育は
ここの
「やめなさい!」
「ダメ!」
を言わないで
ティッシュの箱を取り上げずにじっと見守る教育なのです。

お母様は心に余裕がないとなかなか見守る事が出来ないと思います。
しかし、この状態はいつまでも続かずに
ある時、パタッとやめるわけですね。

この時の子どもの満足感、達成感は半端なく
6歳までに育てたい五感がモリモリ育つわけです。

見守る事で
興味がある事をどんどんやらせていくやり方が
『叱らない教育』と言われているのです。

ですから『甘やかしている』のとはちょっと違うのです。

モンテッソーリ教育の『敏感期』と『集中現象』

この何かに集中して飽きるまでやる行為を
『敏感期』と言います。

そして先ほどのティッシュ取り出しなどの行動を
『集中現象』と言います。

この『集中現象』の時に親は口出しせずに
危険がない様に見守るだけにすると言われています。

敏感期の種類と集中現象


敏感期の種類と集中現象

敏感期  年齢  特徴
言語   0~ お腹にいる時から3歳までは話し言葉、3歳以降は文字
秩序   6ヶ月〜 順番、物の位置、やり方にこだわる。同じでないと嫌
運動 1歳〜  『いたずら』に見える様な動作(ティッシュ出しなど)
感覚   食べ物をこねくりまわす、見て、触って、
食べてという様に五感を使って物の情報を集める能力を養う
4歳〜 数、量、順番など数の概念を体験(算数の押し付けは無意味と唱えている)
文化   虫、恐竜、乗り物などの理科、社会、音楽、美術、体育への入り口

 

敏感期にうまく、対応ができれば苦労しないのですが
危険だとわかれば先回りして止めたくなりますし
同じ事をいつまでもやっていると
いい加減にして欲しいと思うのが当たり前だと思います。

モンテッソーリ教育を自宅で完璧に実践するのは
それなりの覚悟が必要かと思います。

完璧でなくても
この教育のいいとこ取りはできます。

ちゃんとモンテッソーリ教育の元に
子育てをしたいというのであれば
導入している幼稚園に入園するのも
1つの方法だと思います。

幼稚園でやっている事


さて、モンテッソーリ教育を導入している
幼稚園はどの様な事をしているのでしょうか?

モンテッソーリ教育の幼児期前半(3歳まで)で
五感を十分に育てた後は
後半期で
本来の幼児教育が準備されています。

それが
日樹生活の練習=運動の敏感期
感覚教育=感覚の敏感期
言語教育=言語の敏感期
算数教育=数の敏感期
文化教育=文化の敏感期

これらの5つの教育分野の働きかけに移行していきます。

子ども目線を優先しますので
家具などクラスで使うものは全て子どもサイズで統一をされています。
幼稚園では満遍なくこれらの教育をするための環境を用意しています。

環境を整えて見守る自宅教育

では、このモンテッソーリ教育を自宅で取り入れるのは
どの様にしたらいいのでしょうか?

基本的な考えは

  • 大人の基準で子どもを評価しない
  • 子どもの力を信じて、手を貸すのは最小限にする
  • 『敏感期』の行動をしっかりと把握して環境を整える

これだけです。
大人はじっと子どもを見守り
環境を整えてあげるだけなのです。

完璧でなくても良いところは参考にする

さて、どうでしょうか?
モンテッソーリ教育を家庭に導入できそうでしょうか?

多分、なんだか難しそう、
理想はわかるけれど
家庭でできる様な気がしないと思いませんか?

私はお節介な性分だったので
子どもには積極的に関わっていきたいと思っていました。

ですから、完璧にモンテッソーリ教育を導入するのは
私には無理かな?って思いました。

しかし、モンテッソーリ教育の手作り教材などは
幼児開発の参考にできますし
これらの手作り教材は本当に身近なものを利用しますので
とても参考になります。

各ご家庭の考え方もありますが
様々な教育方法の
いいとこ取り、できるところだけやるでもいいと思うのです。

良いとされている事は共通している


実は良いとされている働きかけや
手作り教材は教育方法こそ違えども
共通している部分がたくさんあります。

働きかけとは
子どものある能力を伸ばすためにやる様々な事です。

能力を伸ばすためにする事、脳に良い事はある程度決まっていて
それに合わせて働きかけをするだけなんです。

ですから、子どもの能力を開花させる働きかけは
ある認識で共通しているので与える教材に大差がないものが多く存在します。

この様なたくさんある方法から自分のお子様に合わせて
働きかけをカスタマイズできるのはお母様しかいないのです。

教育方法を精査、取捨選択する


幼児教育のは色々な方法があります。

どの方法が効果的で
可愛い我が子の能力が開花するのか?と
色々と試したくなる気持ちも本当によくわかります。

正直、子育てに正解ってないと思っています。

子育てはいつまでたっても
手探りの教育をしなければいけないのだと思います。

しかし、それぞれの教育方法に共通していることも多くあり
それを精査していき
自分の子どもに合わせたものを与えていけば
割とシンプルな働きかけに行き着きます。

闇雲に子どもに与えてみても時間のムダです。

ご自分のお子様に合う働きかけは何かを見つけて
考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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