幼児教室といえば色々ありますが
皆さんは一体、自分のお子さんをどれくらいから入会させたいと思っていますか?
入会させようと思った事ありますか?
既にどこかに入会していますか?
教室によってはかなり高額の月謝や入会金が請求されますが
一般家庭で0歳から能力開発の教室に通うのはかなり大変です。
でも愛する我が子の能力を伸ばしてあげたい気持ちすごくわかります。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても
彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行ってきた幼児教育(特に3歳まで)をまとめています。
Contents
幼児教室は低年齢化している
先日、転勤先でお世話になったくもん教室の先生に会いに行きました。
先生とは25年以上のお付き合いになります。
二人の子どもたちは先生のくもん教室でお世話になりました。
私が子育て真っ最中の時も様々な幼児能力開発の書籍がありましたが
今は0歳からの能力開発として一大ビジネスになっている様子がうかがえます。
くもん式もかなり昔から幼児能力開発に力を入れていたと思うのですが
「ベビーくもん」なんてクラスができたのにはびっくりでした。
昔から0歳から教育はした方がいいと言われていますし
私もその意見には賛成です。
親は子どものためなら何でもする覚悟がありますし
少子化で教育業界が次に目を付けるのは、妊婦と赤ちゃんです。
ちゃんと正しくクラスを利用すれば効率はすごくいいと思います。
今日はこのような幼児教室に入会した時の効果的な利用法をお伝えします。
入会を決意した最初の動機をブレさせない
お母様が幼児教室の入会を決意したのには、それなりの理由があると思います。
- コマーシャルを見て
- 色々調べて
- よその子よりも優秀になってほしい
- お友達の子が入会したから・・・
- 少しでも自分の子の能力を高めたい
- 近所の優秀な子が入っている教室だから
- 良い教室と評判があるから・・・
- 幼稚園、小学校受験を考えているから・・・
理由は色々ありますが、要はお母様のお子さんに対する愛情表現の1つなんですよね。
入会しただけでは、子どもの能力は開発されません
当然の話です。
教室に入会して、週に1回か2回、小一時間ほど働きかけをしたからって
お子さんの能力は開花しません。
いえ、能力は開花はしますが、普通の成長過程で開花するという事です。
普通に子どもの面倒を見ていると
そのうち、ハイハイしてヨチヨチ歩けて、言葉を話し、歌も歌うでしょう。
だから時期さえ待っていれば、いづれ、子どもたちは言葉も話すし、歩くし、歌も歌えるようになるのです。
でも、お母様がこのような教室に入れたいと思ったのは
- 出来るだけ早く、お話ができるようになってほしい。
- 誰よりも早く数を数えてほしい。
- 歌も一緒に歌ってほしい。
- 願わくば、優秀になってほしいと思っていて
- いつかは備わる能力(読み書き等)を少しでも早く習得してほしい
と思っているからですよね?
ですから、この思いはブレさせてはいけないのです。
0-3歳が能力開発の最適齢期であることに気付いて幼児教室に入会したのですから、有効に利用しなければいけません。
ここがわかっていないお母様に限って
- やったけど効果がないとか(実際はやってない)
- うちの子には合わなかった(他を試していない)
- 先生が・・・
- 月謝が勿体無い・・・・・とか始まるわけです。
そして、すぐ辞めて他の教室に行ったり、他の習い事に手を出してしまうんです。
勿論、お子様に合わない教室もあるかもしれませんし、先生との相性もあります。
ですが、少なくともここの数ヶ月を無駄にしてしまったことになりませんか?
大人の3ヶ月と子どもの3ヶ月は大違いです。
教室に入る前には体験学習などをしっかり受けて、先生ともしっかり話し合いをして
お母様が厳しい目で教室を見極める必要があります。
間違ってもお習い事ジプシーにならないように・・・
教室に入会するときにチェックしておくこと
1 曜日と時間帯
2 教室にある遊具と知育教材と本の数
3 教える先生は誰?
4 1クラス何人?
5 沢山の代替案を先生が持っているか?
6 上級クラスの有無と実績
*曜日と時間帯
お母様のスケジュールもありますし、お子さんの生活パターンも考えてください。
クラスが始まる前までにお子さんの生活パターンを調整できたらいいですね。
クラスの時間も気にした方がいいです。
時間が長いから月謝の元が取れる、短いから損したと言うような考えは捨てるべきです。
問題はクラスの内容です。
*教室にある遊具と知育教材と本の数
ヨレヨレだったり、清潔でなかったり、メンテナンスが行き届いていない教室です。
勉強熱心の先生がいる教室は常に新しい教材が揃っています。
古い教材は勿論ありますが、大切に使ってメンテナンスが行き届いています。
整理整頓もしっかりしています。
*教える先生は誰?
体験を申し込むとベテランの先生が対応してくれます。
「なんて、いい先生なんだろう!」
しかし、いざクラスが始まったら、担当の先生が新人の子どもの扱いに慣れていない人だったなんてこともありえます。
どの先生がメインで教えてくださるのかを確認しましょう。
ちなみに、若くて新人でもいい先生は沢山います。
*1クラス何人?
ベビークラスで先生一人に対して8人いたらアウトです。いや、8人でも多いかも・・・
複数人体制だったらいいですよ。
そうでないといくらお母様と一緒に参加しても心配です。
体験教室で確認してください。
また人気の曜日、時間帯が存在します。
それは人気の先生がいたり、子どもの生活パターンを整えやすい時間帯だったりです。
こう言う細かいところも考慮するべきです。
但し、人気のクラスの先生が必ずしもお子さんに合う良い先生とは限りません。
*沢山の代替案を先生が持っているか?
クラスが始まったらお母様のやる気に反比例するように
お子さんの気持ちがイマイチだったり、何となく嫌がったり、ついていけないような場合
しっかりとお子様を見ている先生ならば、代替案をアドバイスしてくれます。
勿論、お子様の様子をしっかり観察して、お母様が対処するべき問題ですが
先生はお母様のストレスも考慮してあげてお子様に向き合う事ができる人がいいと思います。
これも見極めが難しいです。
どこかの本から模範解答を引っ張り出してくる先生もいます。
そこはやはりお母様もしっかりとお子さんを観察して先生にご自分の考えを述べるくらいの方がいいです。
*上級クラスの有無と実績
例えばベビークラスが終わったら、
1歳クラスとか2歳クラス、幼稚園受験、小学校受験クラスと準備されているかです。
ほとんどが準備されていると思います。
ただ、次のクラスに行かないと自分の子どもがダメになるんじゃないかとか
何となく惰性で上のクラスに進むのは好ましくないです。
受験を考えていなければ残る必要はないですし、
みんなが受験するからうちの子も受験させるとか他人に左右されるのもよくないです。
幼稚園、小学校受験を考えているのであれば実績も把握しておく必要があります。
0歳児や幼稚園にいく前の子ども達の能力開発には定評があるけれど
受験の対策は甘い塾もあります。
ここはしっかり調べておいた方がいいでしょう。
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これらは常識としてあげてみましたが、子育て中は、時に子ども可愛さに盲目になってしまいます。
また、変な競争心が生まれてきて「あの子が続けるなら、うちだって」のように誤った判断をする場合もあります。
何の目的でクラスに入ったのかをよく考えてください。
お母様がやることはヒントをもらって自分で工夫して働きかけること
幼児教室は子育て、働きかけのヒントをもらうところです。
そのいただいたヒントを元にお母様がご自分のお子様に毎日働きかけをする事です。
そうしないと教室で教えてもらった事が無駄になります。
教えてもらった事を自宅でやってあげなければ教室に通う意味は全くないです。
だから子育ては楽じゃない!でも喜びは何倍になって帰ってくる
働きかけは毎日します。継続がお子様の能力を開花させます。
他の子と比べては絶対にいけません。
お母様の中で他の子と比べることが間違った働きかけを誘導します。
そして、働きかけは短い時間でサクッと終わらせる。
欲をかいてドンドン子どもの負担になるほど強要するのは間違いです。
理想は
『何だか毎日、遊んでいたら賢くなっていて、日記が書けるようになっていた。』です。
そして、教室に入ったからと言って、お母様のお仕事が楽になる事はありません。
色々な情報が入ってきますので、どうやって働きかけをしようか考えると忙しくなります。
また、そのような状況も楽しめる余裕を持ってください。
実は入会しなくても自宅でいくらでもできます
教室に入会しないから能力開発ができないと言う事は全くありません。
幼児の働きかけはお母様がやるのが一番と言われています。
いくらでもヒントになる教材は転がっています。
結局、毎日働きかけをしなければいけないのですから、自宅で十分できると言う事です。
子どもの教育費は増える事はあっても減る事はないです。
学校受験に関しては、ある年齢で塾のお世話にならないといけない時がきます。
なぜなら、勉強している内容が難しくなり、親が教えられなくなる事は勿論ですが
現在の受験情報を塾からもらわないと対策が立てられないからです。
だったら幼児期は
お母様が子どもに沢山の事を教えることができる貴重な時期になるのです。
この短い時期をちょっと頑張ってみるのもいい事だと思います。
子育て中はちょっと楽しめない時もありますが
必ずお子さんが大きくなって独り立ちした時に『楽しかった。』と思えるようになります。
今日もお子さんの笑顔のために頑張ってくださいね。
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