小学校受験 受験お絵描きと普通のお絵描きの違いについて

お絵描きと一口にいいますが、『受験お絵描き』と『普通のお絵描き』はアプローチの仕方が違います。今日は受験準備でお絵描きを教える時の注意点を書いていきます。

さて、前回アップした記事は
小学校受験について
私の経験からの受験ってどんなことするの?
と言う感じで書いてみました。

小学校受験で訓練するもの


小学校受験で出題されるものは

・ペーパーテスト
・お絵描き
・運動
・行動観察
・面接

こんな感じです。
この訓練を家庭内だけでやるのは
ちょっと大変です。

なぜなら受験の情報が入ってこないのと
友達と一緒に作業をする訓練ができないからです。

ですから
何かしらの小学校受験塾に通う必要はあると思います。

時々
「うちの子はどこの塾にも入れないで合格しましたよ。」と
言う方もいます。

そして、時々「どこにも入れないで合格できますか?」と
質問される時もあります。

確かに受験塾の費用はかなりかかります。
教育費を節約したい気持ちもわかりますが

専門塾に入れないで合格を勝ち取った方というのは
自慢したいだけだと思ってください。
たまたま合格しただけです。

ダメもとで受験するならまだしも
絶対に合格させたいと思うのであれば
専門塾に入れるべきだと思います。

そこでの勉強も
その子の人生で大きな糧になります。

受験お絵描きって何?

受験お絵かきとは

子どもの行動観察や自由遊びの中で
子どもを観察するために
お絵かきや工作をしてもらいます。

子どもを観察してその子の能力や
コミュニケーション能力を
学校側が判断するために行う試験です。

出題形式は様々で


テスト形式で出題する学校
お絵描きの時間として時間を設けている学校
ペーパーテストの中で出題している学校

とにかく出題方法は多岐にわたります。

ですから
日頃のお絵描きの訓練は
クーピー、クレヨン、鉛筆
どのような筆記用具でも
お絵描きができるようにしていないといけません。

受験お絵かきでみる子どもの能力

お絵描きでどんな能力を見ることができるかと言いますと
記憶力、作業力、集中力、表現力など
かなり幅広い能力を見ることができます。

私もペイント講師をしていた頃
子どもたちのワークショップなどを行っていましたが

やはり優秀な子どものお絵描きの仕方には
ある特徴がありました。

それはしっかりと情報が頭に入っているということです。
頭の中で自分のイメージが
しっかりあります。

ただ、それをうまくアウトプットできるかどうかは別ですが
ここの部分を教えてあげると
その子の能力は天井知らずです。

お絵描きで鍛えることもできますが
同時にカードワークや本の読み聞かせで
養うことができます。

受験お絵描き どんな訓練をしたらいい?

では、どんなことを訓練したら
受験お絵かきが上手になるかと言いますと

短時間でできるだけ作業量を増やす訓練です。

ですから、
いつも子どものお絵かきは時間をはかり
記録をしておきます。

短時間で作業できても
空白が目立つようなお絵描きではいけません。

一気に画用紙いっぱいに絵が描ける訓練も必要です。

お絵かきに与えられる時間は
各学校によって違います。

短い時間でも与えられた紙の範囲を把握して
一瞬で白い部分がないようにします。

ですから圧倒的な作業量が必要です。

圧倒的な作業量を身につけるには
毎日の訓練と
時間を記録しながら練習することが大切です。

普通のお絵描き教室ってどうなの?


私の個人的な考えは
普通のお絵描き教室は
ある意味、親を喜ばせる教室だと思っています。

週1回の教室で
子どもが持ってかえる作品は
親御さんを喜ばせる満足できる作品でなければいけません。

ですから、そのカリキュラムは
1回で成果を出したように見える作品ばかりです。

実は我が子も絵画教室に通わせていたことがあります。

毎回、子どもの作品を額縁に入れてくれたり
「こんな事もしたの?」という
自宅ではできないようなお製作もさせてもらいました。

子どもも喜んで通っていましたが・・・
正直、受験お絵かきには役に立ちませんでした。

なぜなら、1回の教室で1作品を完成させるために
細かい工程指示を
教室が全部子どもに指示してやらせているからです。

ですから、どの子も同じ作品に仕上がりますし
比べてみてもあまり変わり映えはしません。

家庭に持ち帰って来ると
その作品は一つしかないので
とてもよくできているように見えます。

しかし、「どうしてこの色を使ったの?」と聞いても
「先生にこの色って言われたから・・」って
その子の創造性は微塵も採用されていません。

これでは受験お絵描きが求める
自分で考えるお絵描きができるようにならないのです。

受験お絵描きの目指すところ


では、受験お絵かきの目指すところは何でしょう?

それは何度も言っていますが
子どもの能力を見極めることです。

では、どんな能力を見極めることができるのでしょうか?
それは子どもの作業力、集中力、記憶力、表現力と
多岐にわたります。
そして、学校もそのような能力を
確認できるような出題してくるのです。

受験お絵かきと普通のお絵描きは
そもそものアプローチの仕方が違うと思っています。

ただ、間違って頂きたくない事は
どちらがよくってどちらが悪いということはないのです。

それぞれの特徴があり
絵を描くことを通して、目指しているものが
ちょっと違うという事です。

お受験に合格したいのであれば
受験お絵かきを訓練する必要があるということです。

お絵描きを上達させる6つの訓練

お絵描きの訓練はもちろん必要ですが

受験お絵かきを克服したいのであれば

日々のお絵描き訓練と同時に
次のことも日課にするといいと思います。

1 筆圧をつける訓練
2 短時間で画用紙を塗り潰せる能力
3 お題を出されたら、即答で10個の単語が言える能力
4 位置やその場所の形や色を記録できる能力
5 人の話を最後まで聞いて、確実に実行できる能力
6 話の続きを自分で考えて絵に表現できる能力

これらの能力はいきなりできるようになりません。
日々の積み重ねと訓練で
徐々にできるようになります。

裏を返せば
受験お絵かきを訓練すると
上記の6つ能力を容易に伸ばすことができるのです。

最後に

今日は受験お絵かきについて書きました。

私の経験から
受験お絵かきは子どもの能力を
十分に伸ばすことができる訓練だと思います。

小学校受験する子もしない子も
受験お絵描きの訓練をするといいですよ!
と言っているのは

お絵描き訓練をすることで
間違いなく子どもの能力が伸びるからです。

是非、受験を予定している子は勿論
受験を予定していないお子さんにも
受験お絵描きの訓練をしてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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