幼児教育 受験お絵かき攻略方法(導入編)

コロナ禍の中で
秋から始まる小学校受験はどうなるんでしょう?  

例えば、学校によっては
面接はオンラインになるかもしれません。

面接をなくす学校が出てきても不思議ではないですね。

しかし、事態がどのようになるかは読めない今
例年通りの準備をしておく必要はあります。

どの子も伸びる小学校受験ワーク



子どもに受験をさせるつもりならば
噂に惑わされて
準備しなければいけない事を
端折ったり、やらなかったりするのは
NGです。

そもそも、そのような考えで
子どもに受験をさせているのなら

本質がわかっていないように思います。

さて、受験をする子もしない子も
受験用の教材(ペーパー)を使って
ワークをする事は
すごく子どもにとって良い事だと思います。

受験対策をしていて
一番能力が伸びるのは
年長さんの夏休みと考えます。

ですから、この機会に
受験する子もしない子も
ワークをやったり
受験の内容をチェックする事は
とても有効なんですね。

ちなみに我が家は
上の子は受験させましたが
下の子は受験させませんでした。

しかし、下の子にも同じようにペーパーで
ワークをやりました。

年長の夏休みの過ごし方は非常に大切です。
就学前に大切な学びの基礎をどんどん吸収してくれます。

例えば、中々お勉強が伸び悩んでいる子でも
夏休みの過ごし方で
いきなり抜け出る子も出てきます。

これは朝から晩まで
勉強漬けにしろと言う事ではないです。

時々、遅れを取り戻そうとして
無理やり1日に何時間も勉強をやらせる
お母さんが出てきますが
これは間違った教育方法です。

絶対にやってはいけないと思います。

受験問題は内容が秀逸



幼稚園生が受験のために行う
小学校受験の勉強は

よくよく内容を見れば
子どもの能力を開発させるための
宝庫としか思えません。

本当によく考えられているものが多いです。

私も何度、問題を確認しても
なるほどと感心していました。

それだけ
将来、社会に役立つ人材にするために
受験で生徒を募っている学校は
研究に研究を重ねていると言う事です。

小学校受験問題は
幼稚園生は
読み書きができない事を前提に出題しています。

ですから
くもん式で読み書き計算ができても
受験問題が解けない子や
問われている意味が理解できない子もいます。

小学校は頭の回転の早い子
実体験に基づいて正しい判断ができる子が
欲しいのです。


先ほども言いましたが
小学校受験の問題を解く訓練は
受験を考えていいる子は勿論
考えていない子も
どんどんやるべきだと思っています。

子どもの能力を開発させるのには
受験問題は非常に良問が揃っていますから

親を悩ませる運動とお絵かき


さて、小学校受験で
親御さんが一番頭を悩ませるのは
なんだと思いますか?

それは運動とお絵かきです。

ペーパーはある程度訓練をしていくと
正解率が上がってきますが

運動とお絵かきに限っては
集中して何日も練習したからと言って
いきなり進歩するわけではありません。

これこそ常日頃の取り組みが問われてくるのです。

運動に関しては
子どもの中にも大きな差があります。

あっという間に逆上がりができる子がいる一方で
どんなに頑張ってもできない子もいます。

しかし、小学校が運動神経の良い子ばかりを
とりたいわけではありません。

できないなりにどのような
取り組みをしているのかを見ているのです。

何かに取り組ませる時の
態度も非常に大切です。

積極的で
物事をポジティブに考えられる
周りに良い影響を与えるような子どもが欲しいのです。

このような積極性のある態度も
いつも親に強制的に勉強をさせられている子は
反応することが出来ません。

ちょっとした態度も
受験時には小学校は見逃さないのです。

さてどうする?お絵かき訓練



では、お絵かき訓練はどうしたらいいでしょうか?

長い前置きから・・・
いよいよ本題ですが

今日から数回に分けて
受験に強くなるお絵かき訓練について書いていきます。

まずは夏休みが終わる頃に
どのようになっていたら理想なのか?
目標設定はした方がいいですね。

具体的な目標設定としては
例えば

*形をイメージして
すぐに10個以上の関連のものを
言える、描ける。

*お話を聞いた後にその場面を
的確に絵に描く事ができる。

*お話を聞いてその後の展開を
想像して絵に描く事ができる。

これらの事柄をしっかりと理解して
絵に描く事ができるようになるのが
受験で必要なスキルです。

読んで分かる通り
5歳6歳の子どもに作業させるのは
かなりハードルが高いです。

さらに受験の場合は時間制限があります。

時間内に指定された作業を
しっかりできなければいけません。

ここが通常の絵画教室・工作教室違うところです。
普通の教室では
中々、教えきれないと思います。

一般的なお絵描きもそうですが
特に受験お絵かきは
日々の生活の中で
常に意識していないと
できるようにはなりません。

ですから、家庭でのお絵かきって大切なんですね。

何とかして
楽しく、やらされている感なく
さらにバンバンお絵描きが上達して
スピードもアップして
時間内に指示された絵が描ける事が理想なのです。

受験お絵かきは目的が違う


最後に・・

今回提案しているお絵かき訓練は
お絵かきが上手になる事も目的ですが

それよりも
指示をしっかり正確に絵で表現できる
受験お絵かきの訓練を意図しています。

頭に浮かんだイメージや
与えられた情報を瞬時で
絵に描けるようにしていくのです。


本来、お絵かきとは
子どもに自由に描いて貰うのが一番です。

好きな素材に好きなように描いてもらう。

その中で自分を表現できる子が出てきたり
教えなくとも本能ですでに
素晴らしいデッサン力や
色彩力をマスターできる子も世の中にはいます。

できれば、
自由な感じで芸術性は育てたいところです。

しかし、受験お絵かきは
ただのお製作とは全く違うと理解をして
ある一定期間でやり方を
マスターする事を目的とします。

ですから
芸術的表現を磨くとか
子どもの自由な発想を見つけさせるとか
そのような感じのものではないと考えます。

受験お絵かきの訓練をする事で
子どもたちは次のことを習得できるでしょう。

*指示された内容から
関連する物を絵に描く事ができる。

*簡単な内容の場面を絵で表現できる。

*話の後の場面を想像して
絵に表現できる。

*お絵描きでしりとりができる。

*時間内に指示されて事を達成できる

*記憶力や洞察力の発達

受験お絵かきは
子どもの記憶力や作業量、理解力、応用力を
総合的に判断するものです。

創造性や芸術性を育てるのとは
少し目的が違っています。

受験お絵かきの目的を理解していただいて
是非、楽しみながらお子さんに
お絵描き指導をして欲しいです。

次回から具体的に
どのように子どもに受験お絵描きを教えていくかを
解説していきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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