幼児教育 才能がぐんぐん伸びる『敏感期』とは?

先日、才能についてブログを更新しました。

才能には 先天的才能と後天的才能があるよ。
と言うお話です。

幼児教育 子育ての質問をする時に注意する事

今日は才能を伸ばす、見つけるための
適齢期について書きたいと思います。

後天的に才能を伸ばす方法


『才能や学ぶべき事は
年齢が若ければ若いほどいいよ。』
と言う、話があります。

例えば、英語は
小さい頃からその環境におくと
自然と会話ができて発音も苦労なく
ネイティブ並になるのに対して

ある程度大きくなってから
英語を学ぶと
なかなか英語が身につかないと言われています。

この典型的な例が日本の教育である。とか・・

また、音楽に関しては
絶対音感ってあります。

先天的才能を持っている人は
全ての音、
例えば、雨音、人の会話、何かの摩擦で発生した音など
音階で聞こえてくるそうです。
これは想像できないレベルです。

このように絶対音感を持って生まれてくる人もいます。

持って生まれた才能って
子育てでどうないか解決できないのかしら?って
思っているお母さんもいるでしょう。


子育ての適齢期に
刺激を与えれば

先天的才能でなくても
後天的才能でカバーできることもあるのです。

後天的才能をうまく活動させる年齢

子どもはある一定の年齢に
ある事に非常に集中したり
強いこだわりを見せることがあります。

この年齢の子供たちのことを
モンテッソーリ教育では『敏感期』と言っています。

実はこの『敏感期』に
適切な働きかけをしてあげると
語学や絶対音感も身につけられると言われています。

『敏感期』とは
五感の機能が非常に敏感で
どんなものでもスポンジのように吸収する時期です。

残念ながら
この時期を逃してしまうと
働きかけの効果が
『敏感期』に働きかけをしたのと
比べると薄れると言われています。

語学や絶対音感を習得できる時期も
この時期だと言われています。

 

反抗として現れる敏感期


よく『魔の2歳児』とか『イヤイヤ期』とかあります。

この時期の子どもの言動が

聞き分けがない!
言う事を聞かない!
泣き止まない!

など、お母さんも理解不能な行動や態度を取ることがあります。

これを反抗期と言う括りで
様々な言い方をしているのです。

ではなぜ?この時期に
反抗的な態度が出てくるのでしょうか?

違いがわかる敏感期


この時期の子どもはちょっとした
違いを見抜く力があります。
それが『敏感期』です。

例えば
いつもと違う順番
いつもと違うハンカチ・毛布
いつも持っているものがない・変わっている
いつもの色と違う
いつもの時間と違う

大人や大きくなった子どもたちが
何も気にしないことを

小さい子どもは
ちょっとした変化でも敏感に感じるのです。

そして、その変化に異常なほどに違和感を感じて
泣いたり、嫌がったりするのです。

側で見ていると
ただのわがままのように見えますし
見知らぬ人は「わがままな子どもだな。」と思うでしょうし

それを叱りつけている親には
「あんなに怒らなくても・・・」とか

何もしない親には
「子どもをコントロールできない親だ。」とか

好き勝手思うわけです。

でも、これは正常な成長過程においての行動です。

心配はないのです。

敏感期の働きかけは?


では、どのような働きかけをしてあげたらいいのでしょうか?

子どものペースを崩さないことです。

先ほども書いた通り
大人が気づかないちょっとした変化でも
敏感に感じ取ります。

そのパターンが崩れると
違和感を覚えて
嫌がるのが『敏感期』です。

その行動は
相当な集中力や継続性を持ちます。

ちょっとした変化に気づくと言うことは

語学習得や
絶対音感の感性を磨く事になるのです。

語学は小さい頃にやったほうが良いと言うのは
発音の違いや
音の違いを容易に聞き分けられるからです。

この時期に
積極的に語学や音楽に触れると

大きくなってから習得するには苦労する
発音や音感が身につくのです。

『敏感期』の年齢を過ぎてしまった


『敏感期』の働きかけは大切と言っても

子どもの年齢が敏感期を過ぎてしまったら
才能が開花しないのか?

このような疑問を持ったり
「じゃあ、もう、遅いじゃん!」と
ガッカリした親御さんもいるかもしれません。

確かに
最高に能力を伸ばせる時期は
逃したかもしれません。

しかし、気づいた時が出発点です。

最近の研究では
脳は何歳になっても進化できる
発達できると言われています。

当然、若い時に始めるのが
一番いいわけですが
能力を伸ばす事にリミットはないです。

気づいた時にすぐ取り入れる!
このような行動こそが大切だと思います。

私も子育てをしながら
子育ての勉強をしてきたので

子どもの適齢期に
もっと考えて子育てした方がよかったと
反省することもあります。

例えば、ピアノは習わせていたけれど
先生にお任せで
音当てクイズだとか
イントロあてクイズだとか
やってあげたらよかったな〜とか

忙しくって、時間がなくって
子どもが集中している事を遮ったな〜とか

今だったら
辛抱強く、
じっと待ってあげられる自信はあるのですが・・・
時すでに遅しです。

でも、これを読んでいる皆さんはまだまだ
挽回できます。
子育て楽しんでほしいです。

『敏感期』まとめ


敏感期の年齢は
早ければ1歳くらいから
大体3歳から7歳くらいに現れます。

この時期の子どもは
意味なく、泣いたり、嫌がったり、泣き止まなかったりで
どうしたら良いかわからないお母さんも多いと思います。

これは成長過程において
正常な反応で、
五感が一番敏感に働く・発達する時期だからです。

どんな言動が出てくるかと言うと・・・

・何かに集中する
・強いこだわりを持つ
・少しの変化も気持ち悪い

ですから、

・同じところにないと気持ち悪い
・同じルーテンでないといや
・順番が前後したりスキップするとパニックになる。

こんな感じで
大人がどうでもいい
ちょっとした変化、変更が子どもの中では
嫌で嫌で仕方ないのです。

ですから

聞き分けがないとか
泣き止まないのには
ちゃんとした理由があって
泣いているのです。

そこを理解してあげてください。

そして
敏感期に
適切な働きかけをしてあげると
才能がぐんぐん開花します。

例えば
語学や音感などが発達しやすいです。

『敏感期』の子どもの行動を理解してあげる事で
無駄に叱ったり、子どもを泣かせたりすることが
防げます。

より良い親子関係で
この難しい時期を乗り越えると
子どもの才能を伸ばしてあげることができます。

是非参考にしてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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