幼児教育 手作りカードの正しい使い方

市販のカードもいいですが
子どもの理解度に合わせて
カードを作ってあげたほうが
有効活用できますし
断然、子どもの理解力は違ってきます。  

今日は
手作りカードを作るときの
注意点を書いていきます。

手作りカードのススメ


市販のカード教材って沢山ありますね。
忙しいお母さんが多いので
市販のカードを使ったほうが楽チンですが
皆さんは使いこなしていますか?

カード教材は子どもが興味を持ったり
本物を見たり、
何かを体験したりした時に
見せてあげると
とんでもないスピードで覚えてしまいます。

それは目の前の物がイメージがしやすいし
今、見た旬なものを
カードで確認できるからなんです。

ですから
闇雲に市販カードを何枚も見せるより
その都度、カードを作ったほうが何倍も効果的なんです。

作り方は簡単すぎる


手作りカードの作り方は
例えば、今日は動物園に出かけようと思います。
そしたら、動物園に関わるカードを準備します。

どんなカードを準備しますか?

例えば象さんの前にきたら
『象・ぞう』のカードを出してあげます。
その場でサラサラと書いてあげてもいいです。

この時は
すでに本物が前にいますので
文字のカードで十分なのです。

ですから
紙とマジックを携帯しておけばOKです。

字をその場で書いてあげる効果は
子どもは何気にお母さんの手元をじっと見ています。
自分も字を書きたい
こうやって書くのか・・・と記憶します。

これが絵日記や文字の興味を引き出します。

あなたの行動の全てを
子どもは学んでいるんです。

無理やり、文字を書く練習をさせるより
いつも紙にサラサラと
文字を書いて見せてあげると
自分もやってみたくなるものです。

是非、子どもと出かける時は
紙とマジックをご持参ください。

パウチがNGな理由


よく、手作りのカードを作っているお母さんで
ラミネーターでカードを長持ちするように
工夫をしている人がいます。

これは素晴らしいアイディアと
言いたいところですが
実は私はあまりオススメしていません。

ラミネーターでパウチしたカードは
汚れに強く、丈夫で長持ちしますが・・・

五感を育てる観点から言うと
効果が半減すると思っています。

子どもに持たせるカードは
紙質感もちゃんと感じる物でないと
五感をあまり活性化できないと考えます。

パウチにすると半減すると言っているのは
紙質感を感じることができないからです。

紙は沢山使うと
だんだんくたびれて手に馴染んできます。
そこが味わい深く良いわけです。

また、パウチしたカードは
硬くって鋭利になります。

ですから、カードを早く取れるようになったり
タイムを図るような場合は
手をカードで切ってしまう危険もあります。

できれば厚紙のカードをボロボロになるまで
子どもの手になじむほど
使いこなして欲しいものです。

今日のまとめ



手作りカードは簡単で重宝します。

子どもに本物を見せた直後にカードを見せると効果的

その場合はいつも紙とマジックの準備をして
その場で書いてあげましょう。

子どもはあなたの手元をじっと見て
字を書く事、この文字が何を意味しているのかを
理解します。

カードは消耗品です。
ボロボロになってなんぼです。

ですから、どんどん作り直すつもりで
ボロボロになるまで使いましょう。

ラミネーターでカードをパウチするのは
できれば控えたほうがいいです。

手作りカードって簡単にできます。
紙とマジックだけあればOKで
どこでも子どもに見せてあげることが可能です。

ですが・・・
多くのお母さんがやりません。
なぜでしょう?

それは周りの目が気になるからです。

自分が紙とマジックを持って
子どもの前で文字を書いているところを
誰かに見られると
なんだか恥ずかしいのです。

気持ちはわかります。

ママ友の前でやったら・・・
明日からママ友の間で噂になるでしょう。

でも、子どもの将来を考えた時
そんな世間体を考えていたのでは
子どもの能力は開花させてあげられません。

悪い事をしているのではないですし
冷やかしで色々言われても言わせおけば良いのです。

今の子育てが将来にも関わってくるのですから
そこの所を考えてたら
自ずとやらなければいけない事って
わかると思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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