私たちは色々な場面で
知らず知らずの間に コントロールされています。
これは脳科学とも関係してくるようですが
難しいことはさておき
なるほど・・・と思う事があります。
『ロゴ』は脳にこびりつく
脳科学の実験で
『ロゴ』についての実験が面白かったです。
様々なロゴを我々は毎日見ています。
その数は相当な数です。
例えばファーストフード店のロゴを見ると
無性にハンバーガーや
ポテトが食べたくなる人が多いです。
コンビニの看板を見かけると
なんだか用事もないのに
寄り道したくなる時もありませんか?
何か条件反射に近いものがあります。
古くからは
レモンや
梅干しを見ると
食べていないのに
じゅ〜〜〜わっと口の中に
よだれが・・・
これはレモンも梅干しも
酸っぱいと知っているからなんですね。
これらの応用編というのが
我々の日常にたくさんあるわけです。
すぐに習慣化する幼児の食習慣
子どもをファーストフード店に頻繁に連れて行くと
子どもはその店のロゴを見ただけで
ハンバーガーやポテトを食べたくなるのです。
これは子どもが純粋な分
大人より無性に行きたくなるわけです。
つまり
子どもの脳には
ファーストフードのロゴが
刷り込まれていて、
そのロゴを見ると幸福感や
食欲を司る部分の働きが
活発になるという説です。
10歳から14歳の子供達に
有名ファーストフード店のロゴと、
子どもには無関係の
車や流通会社などのロゴを見せて
MRIで脳の働きを調べた実験があります。
ファーストフードの画像を
見せたときには
幸福感や食欲を
制御する部分の脳に血流が
多く集まり
さらにファーストフード店のラベルのついたハンバーガーと
ラベル無しのハンバーガーの
味見をする実験では、
圧倒的に多くの子供が
ラベル付きのハンバーガーの方を
選んだそうです。
こうやって
我々は日々、CMやロゴによって
食習慣をコントロールされていると感じます。
中毒化する◯◯が食べたい
先日、知人がいきなり・・・
『急にマックのフライドポテトが食べたくなった。』
『なんで?マック?』
『マックのフライドポテト食べたい。
時々、無性に食べたくなるんだよね。
マックのフライドポテトが・・・』
『マックじゃないとダメなの?』
『マックじゃないとダメ!マックがいい!』
彼は独身で
自分で自炊する事がないようです。
忙しいこともあって
ファーストフードやコンビニのお世話になりっぱなしです。
ああ、食生活が
コントロールされているなって思いました。
私は長い人生の中で
ファーストフードを食べたのはそれほど多くないです。
ですから
子どもたちを頻繁にファーストフード店に
連れて行くこともなかったです。
多分、彼らも学生時代は友達と一緒に食べていたと思いますが・・・
現在、成人した彼らが
ファーストフード店で食事をすることは皆無だそうです。
ファーストフードと食の健康を考えた時
率先して食べたい・食べさせたいものは
自ずと決まってきます。
決してファーストフードの選択はないわけです。
特に小さい子どもが口にするものは
便利かもしれませんが考えてしまいます。
子どもの食生活が大切な理由
このように企業戦力で
細部まで計算されて
我々は知らず知らずのうちに
コントロールされている食生活ですが
正しい選択をすること
色眼鏡なく本物を見つけることって
難しいですね。
大人ならば
このような選択も
様々な人生経験から
正しく選べるかもしれません。
しかし
子どもは純粋です。
いろんなことを素直に吸収するわけですから
色々なものに染まりやすいわけです。
小さい頃に良い習慣をつけることは
食生活に限らず、生活全般に大きく影響をしてきます。
良い習慣こそが
子どもの健康だったり能力の開花に寄与するんですね。
母親の料理より
ファーストフードが好き
なんて言われないようにしたいものです。
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