幼児教育 子どものメンタル強化、言語化できる大人にする方法

知り合いのメルマガで
メンタルがやられてしまう人の
特徴は言語化が出来ないという事があるそうです。

勉強はできるけれど
社会性が全くないので働けないとか
引きこもっているとか
今に聞いた話ではないです。

大人になってから自分の思いが
言語化ができないので社会に適応できなくなっているのだと思うんです。

PC1台あれば、なんとかなる時代ですが
いつの時代も自分の言葉でアウトプットは大切です。

自分の思っていることを言語化する事は
いくらAIが進んだとしても関係ない人間のキモの部分です。

今日はこの言語化について
幼児教育の観点から書いていきます。

言語化とコミュニケーション

言語化出来ない=コミュニケーションが取れない

幼児教育においてコミュニケーションは非常に大切です。

昨今の引きこもり、ニートなど社会問題になっていると思うのですが
メンタルがやられてしまう人ほど、言語化出来ないというのは
本人にとって非常に不利になると思います。

なぜなら、例えばカウンセリング受けるにしても
正しい治療やアドバイスを受ける事ができないと思うのです。

カウンセリングは、
カウンセラーから質問を投げかけられてその質問に答えます。

そして、さらに質問を投げかけて、記憶を思い出したり、
深層心理に働きかけて少しずつ抱えている問題の原因や
過去のトラウマを消化していく作業をしていくのです。

それが、自分の思いや訴えを言語化出来ないとなると
カウンセリングを受けても
思い通りに自分のことを説明できないわけです。

自分のことを説明できないと
正しいアドバイスを受けられないと思うのです。

勿論、カウンセラーや医師はそのような人達の乏しい言語や態度から
原因を読み解くプロだと思うのですが
それでも完璧ではありません。

おしゃべりな人、無口な人・・・
人には色々なタイプがいます。

しかし、どんなに無口な人でも
質問された事に対して必要な受け答えができるようにならないと
人生を損すると思うのです。

喋らないのはあなたの自由ですが・・・
あなたがきちんと状況を説明できない、言語化できないと
助けてあげられないですよ!!って事です。

ですから、性格は関係なく
自分の状況や自分が見た事、感じたことは
最低限の言語でいいので、説明できるようにしないと
色々な場面で損する事になると思うのです。

小さい頃から言語化の訓練をする



小さいうちから自分のことを言語化する訓練をさせるのは大切です。

自分のことや感じたことを
言語化する事は訓練次第で改善します。

これはおしゃべりな子、無口な子、関係ないです。

働きかけで聞かれた事にしっかり答える
説明できるようには訓練できます。

訓練というのは中々、厳しい感じに聞こえますが
将来的にお子さん自身を守るツールだと思って
親御さんには責任を持って教えてあげて欲しいです。

子どもが無口になる原因は?


子どもは基本はおしゃべりです。

では、どうして
無口で自分のことが言語化できない子どもになっていくのでしょうか?

それは親の日頃の対応が原因です。

元々、生まれ持った性格でおしゃべりな子なのに
親が無反応だったり、無関心だったりすると
誰にも興味を持ってもらえないと思って無口になっていきます。

また、反対に自分で何か意見しよう、やってみようとしているのに
お節介な親に自分の言いたい事を全て代弁されてしまう子は
自分のことを説明する手間が省けますので
どんどん自分の事を言語化できなくなります。

本当はおしゃべりが大好きなのに
一番信頼関係を築かないといけない親が無関心であったり

反対に過干渉だったりすると
当然、子どもの口数は少なくなります。

どこに連れて行っても大人しく良い子だ、手のかからない子だと安心する前に
自分が無関心な態度、
反対に異常なまでに過干渉になっていないかを確認してください。

おしゃべりな子の相手をする時は大変

おしゃべりな子の相手をする時は
正しく自分の事が言えるように誘導するように心がけます。

特におしゃべりタイプの子は一人で喋って満足したく
人の会話に割り込む場合がよくあります。

このおしゃべりな子の対応が面倒で無視したり
無関心を装ってしまうと
元々、お話が大好きな子との信頼関係が崩れて
親には何も話さなくなったり、無口になるのです。

このタイプの子は元々
自分のことをしっかりお話できる子なので
小さい時から、お話を聞いてあげて
さらに人の話を根気よく聞けるように訓練する事が必要です。

お話するときのルールを教えてあげる事もとても大切です。

無口な子どもを意見が言える子にするために


無口な子は最初から無口ではなかったと思います。
ほとんどが親が過干渉で子どものことを代弁してしまうので
無口になってしまうのです。

性格的なものもありますが、
幼児のうちにここの少しでもハードルを低くしてあげる事で
幼稚園、小学校に入ってから非常に生活しやすくなります。

このような子どもの場合は待ってあげる事が大切です。

中々、自分の意見や言いたいことを言語化できませんが
しびれを切らした親が代弁するのは
一番ダメパターンです。

焦らずにしっかりと無口な子の言おうとしている事に
耳を傾ける姿勢を親が見せたならば、信頼関係は築けます。

普段は無口でもいいのです。
しかし、いざとなれば立派なスピーチができたり、挨拶ができたり
勿論、自分のことをしっかりと説明もできるようなればいいですね。

自分の意見が言えるようになると
無口な子でもコミュニケーションの楽しさがわかってきます。
ちゃんとお話ができて、楽しい思慮深い子どもになるものです。

勉強だけでは社会に適応できません


勉強だけできればいい時代はとっくに終わっています。

学校の成績が良いことだけが全てではないです。

しかし、どうしても長年の固定観念が
親を学校の成績だけにフォーカスさせてしまうのです。

実際、勉強・学歴だけで社会人として成功する可能性は少なく
勉強ができる人間が仕事ができるとは限りません。

これからの時代は
自分の意見をしっかり話ができる、言語化できる子どもにしないと
過酷な世の中を生きていくのは大変になるのではないかと思うのです。

子どもを社会が必要としている人材にする方法は
コミュニケーションを取れる人間にする事だと思います。

いつも子どもに語りかけて、子どもの意見を聞き出し
丁寧にコミュニケーションを取っていくことをしていかないと
言語化できる大人にはならないという事です。

将来、成人した自分の子どもと会話が成り立たない事ほど
つまらないものはないです。

子ども時代に親御さんが正しい働きかけする事で
この問題は改善されます。

将来、成人した子どもたちと楽しい話をする事を夢見て
日々の子育てを頑張っていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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