上下関係なく
みんな仲良し・・・
これって理想ですが
上下関係をしっかり学び
相手を尊敬して称える事もしっかり学ばせる事は
とても重要だと思います。
これらの精神をバランスを持ち合わせている人と言うのは
人生を生きていく上でも
色々な恵みやチャンスをもらえる人になっていくと思うのです。
今日は
子どもに武道を学ばせるメリットについて書きたいと思います。
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この記事を書いている私は二人の子どものママです。
子どもと言っても、彼らはすでに社会人で医師として働いています。
このブログは私が子どもたちに行なってきた幼児教育をまとめています。
Contents
習い事はバランスよく
お子さんにスポーツをやらせるのは
すごくいい事だと思います。
私が以前書いた習い事に関するブログでは
子どものお習い事は
勉強
音楽
スポーツ
この3つの要素の習い事を満遍なくさせるとよいと書きました。
偏るとよくない習い事
私は子どもは色々な可能性を持っていると思っているので
1つの要素にだけ特化させる習い事は
子どもの可能性を潰してしまうのではないか?と考えています。
勉強
音楽
スポーツ
この3つをバランスよく習わせる事で
得意分野が見つかりやすくなるのと
気分転換がバランスよくできるので
挫折することなく継続できるようになると考えています。
勿論、幼少の頃から1つのことに打ち込ませて
全国大会、世界大会、果てはオリンピック選手になる可能性があるかもしれません。
しかし、その反面
例えばスポーツで怪我をしてしまって
もう、競技ができなくなったらどうでしょうか?
私は1つのことしかやらせないと言う事は
非常にリスキーでバランスが悪く
他の才能も潰してしまう可能性があると思っています。
有名スポーツ選手の現役引退後は?
色々なスポーツ選手を見てみると・・・
スポーツ選手はスター性もあり
有名になったらもう、それは素晴らしい事だと思います。
有名なスポーツ選手で
現役を引退して
華麗なる転身をしていて活躍している人たちは
やはり、幼い頃にスポーツだけでなく
しっかりと勉強も他の習い事もしています。
そうでなければ、引退後の活躍はないと思います。
武道、格闘技はちょっと怖い
実は
私は武道や格闘技は苦手に思っていました。
例えば、空手、少林寺拳法、柔道など
身体と身体をぶつけあわせて
相手を殴る、蹴るなどの技を習得するわけで
この様な技を覚えた子どもたちは
技を使ってみたくなるなるに決まっていると思い込んでいました。
なぜなら
ヒーローのテレビを見た子どもたちは
ヒーローになりきって
パンチやキックなどを誰かにしたくなり
実際にしたりしますよね。
この行動に対して
興味が出てきたものは
自由に本人が納得するまでやらせましょう。
叱らない育児で乗り切りましょう。
なんて事にはならないと思うのです。
ですから
あえて、その様なスポーツを習わせる事はないと思っていました。
やりたいと行った事はやらせる方向で
下の子が6歳の時に
お友達が剣道を習っているので
自分も習いたいと言ってきました。
私は剣道も武道の1つで
生身の体のぶつかり合いでないにしろ
結局、相手を刀で切る事を教えるスポーツだと思いました。
しかし、夫は
子どもが自ら、剣道を習いたいと言ってきた事を喜び
是非、やらせるべきだと言うのです。
とりあえず、防具をつけて行うスポーツという事で渋々了承しました。
武道に対する大きな勘違い
子どもが剣道の稽古に通い始めてから
私の武道に関する考えは大きく変わりました。
実は武道は
非常に紳士的で
精神的育成に大きな役割を果たすスポーツだとわかったのです。
当然、最初は嬉しくって竹刀を振り回したりしたものです。
しかし、先生たちが徹底的に
この何の変哲も無い竹の棒は
人の命も奪う刀と同じである事を教えます。
防具の扱い方、礼の仕方、稽古着の扱い方も徹底的に教わります。
しっかりと武道の精神を教育された子どもは
決して他人を傷つけません。
例え、誰かが暴力を振るおうとした場合でも
相手を傷つけず、自分を守る
または相手をかわす技を身につけます。
黙想なども稽古前、稽古後にしっかりと行いますので
精神統一の仕方などを自然と学んでいきます。
ですから
しっかりと武道の精神を学んだ子どもたちは
人に優しく、相手を敬い、礼儀正しく育つのです。
万が一
ちょっと習った技を人に試そうなんて子がいたら
これはしっかり指導をされていない証拠です。
武道を習わせるのならば
技術を向上させるより
まずは精神面が鍛えられているかを確認するべきです。
剣道は紳士的なスポーツです
息子は6歳から剣道を始めて
大学卒業まで続けていました。
現在は忙しく稽古に参加できませんが
未だに中学高校の部活に顔を出して
後輩たちに稽古をつけています。
剣道を幼少から習わせると続けさせるのが大変です。
なぜなら、本当に地味な基礎稽古しかしないからです。
基礎稽古なしに次はないのです。
小さいうちはそれほど試合もありませんから
ひたすら基礎稽古です。
華やかなサッカーやバスケットボールが
羨ましくなって
そっちのスポーツをやりたくなる子も実は多く
長く続けさせるのは難しいスポーツなんです。
武道は地味な積み重ねで上達する
華やかなスポーツが沢山ある中で
武道はある意味、地味で退屈にも見える稽古の積み重ねです。
子どもに続けさせるのも大変だと思います。
しかし、この地味な稽古を積んだ子が
しっかりと目上の人に対する礼儀、
美しい所作などをしっかり叩き込まれ
精神的に安定した
誰にでも可愛がられる子どもになっていきます。
また後輩には優しく、面倒見もよく
相手のことも称える事が出来るようになります。
剣道は自分が一本取ってもガッツポーズをしてはいけません。
試合を見る時は素晴らしい技には拍手で応援をします。
勝っても負けても、喜びや悲しみの表情を見せず
お互いを称え合う試合をする者が良い選手と言われます。
また有段者になりますと
剣道形の稽古も入りますが
この所作の美しさは芸術的でもあります。
空手も基本精神は同じ
空手を習っているお子さんのお母様にもお話を聞いたことがありますが
やはり、きちんと空手を習っている子は
絶対に他人を傷つけません。
礼儀も正しいです。
基本は剣道と同じ教えがあります。
もし、武道を習っていて乱暴者で意地悪な子がいるとすれば
本来の武道をしっかり学んでいる子ではないと思います。
どのスポーツを始めるかは子ども次第
決して武道をオススメするわけではないけれど・・・
何か1つスポーツを習わせたいとお考えであるのならば
ご両親様のやってきたスポーツを習わせるのもいいですし
勿論、人気のスポーツを習わせるのもいいです。
我が家のように
両親が全く知らないスポーツを習わせるのもいいと思います。
剣道は
夫も私もさっぱりわからないので
先生に指導をお願いをするしかなかったわけです。
徹底的に先生から所作なども教えていただいた事は
家庭での躾以上に効果がありました。
皆様のお子様はどんなスポーツに興味が湧くのでしょうか?
考えただけでも楽しみですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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